書美院では創立5周年ごとに記念作品展が開催されています。
35周年の作品展は有志展と銘打ち開催しました。
作品展の名称「有志展」は、「有志竟成(ゆうしきょうせい)」の言葉からとって銘打ちました。後漢時代、不可能だと思われていた斉の国の攻略を成し遂げた武将・耿弇(こうえん)を光武帝が称賛した「有志者事竟成志有る者は事(こと)竟(つひ)に成る」の言葉が由来であり、志をしっかり持っていれば、いつかは実現できるという意味です。
ここ数年はコロナ禍の影響を受けて学習環境が安定せず、指導者も生徒も苦心しましたが、その中でもそれぞれが前向きに練習に励んで参りました。
全国各地の書友で力をあわせ、逆境に負けず志を持って苦難に立ち向った結果、この度の作品展開催に繋がったと感じております。
一部ではございますがその様子をご覧ください。
春爛漫、桜満開の中で華やかに開催されました
桜満開の季節に和やかで華やかな作品展を開催することができました。
初日から最終日に至るまで大変多くの方々に足を運んでいただき、連日大盛況。また、当作品展が全国各地の書美院関係者が集まる貴重な機会となりました。
※動画再生時に音楽が流れます
作品集
展示作品を収録した作品集も制作しました。「作品展の思い出を末長く残せる」、「創作する際の参考になる」など好評の声をいただいております。