書美院では創立5周年ごとに記念作品展が開催されています。
30周年の作品展では震災の被害があった熊本の地を励まそうと
全国からたくさんの作品が集まりました。
熊本県を開催地として創立30周年記念作品展の出品募集や準備を進めていた最中に熊本地震が発生しました。それを受けて「熊本の地を励ましたい」、「熊本の書友に元気を届けたい」という願いのこもった作品が全国の会員から届き作品展会場を埋め尽くしました。2017年に児童・生徒の部、2019年には成人の部と2年にわたり開催されております。一部ではございますがその様子をご覧ください。
元気な作品が会場を埋め尽くして迫力ある空間となりました
熊本県八代市で行われた書美院創立30周年記念 児童・生徒作品展。会場である八代市立博物館 未来の森ミュージアムにおける過去最大の作品展示数(作品展開催当時)となり、展示壁には収まりきらず特別な展示パネルを立てて対応した活気ある作品展でした。新聞社から取材もしていただき大勢の来場者があって大盛況のうちに幕を閉じることができました。また全国の教室から届いた熊本の復興を願う寄せ書きも展示しましたが、地元の子どもたちが見入っている姿が印象的でした。
華やかな作品や重厚感のある作品が全フロアを埋めました
熊本県熊本市で行われた書美院創立30周年記念作品展「而立(じりつ)展」。4階まである会場を多種多彩な作品が埋め尽くしました。30周年の節目を飾るために書き上げられた渾身の作品の数々は一般来場者の方々からも好評でした。趣向を凝らした創作作品や特注デザインの軸や額もたくさん並んで個性豊かな作品展となり、見る人の目を楽しませていました。熊本城に隣接する会場ということで観光客の方々の来場も多く初日から最終日まで大変な活気にあふれました。
特別展示
書美院を生み、支えてきたこれまでの会長や社長、筆者の作品も特別展示しました。作品の前で足を止め、懐かしそうに眺めたり語り合う方々の姿が多く見られました。
作品集
展示作品を収録した全ページカラー版の作品集も制作しました。作品の鮮やかさや会場の華やかな様子を記録した一冊です。